ペットフードの現状

4Dミートと添加物の危険性

4Dミートは、死亡した（Dead）、死にかけている（Dying）、病気の（Diseased）、障害のある（Disabled）動物の肉を指します。日本のペットフード市場では、コスト削減のためにこれらの肉が使用されることがあります。

しかし、明確な表示義務はないため製品にそれらの肉を使用しているかは購入者にはわからないというのが現状です。

危険性：

ペットフードには多くの添加物が含まれています。

これらの添加物は、保存期間を延ばす、味を良くする、色を鮮やかにするために使用されます。しかし、その安全性については懸念が残ります。

危険性：

失敗しないフードの選び方

どんな主原料を使っているか

主原料とは、ペットフードに一番多く入っている原料のことです。一般的に、鶏肉、鹿肉、馬肉、サーモンなど、ハッキリと原料名が書かれているものは高品質といえます。

逆に、ミートミール、家禽類、肉類副産物などと書かれている場合は、何が入っているのか分からない為、品質が良いとはいえません。

ハッキリと主原料がかかれているものを選ぶようにしましょう。

不要な添加物が入っていないか

香料、着色料、酸化防止剤、増粘安定剤、保存料などは、ペットの体に必要だから配合されているわけではありません。嗜好性や保存性を高めるためなどの理由で配合されているので、可能な限り入っていないものを選ぶようにしましょう。

天然由来の添加物は比較的安全性が高いものが多いですが、人工的に作られた合成添加物のなかには、ペットの健康に悪影響を及ぼすものもあるので注意しましょう。

安全性の高い油が使用されているか

油などの脂肪はペットのエネルギー源となる必須栄養素です。

健康維持や嗜好性を高めるために配合されているため、どんな油が入っているのか確認しましょう。

油は、大きく分けると動物性油脂と植物性油脂がありますが、どちらにしてもサーモンオイル、ひまわり油、亜麻仁油など、ハッキリ書かれているものがおすすめです。

「動物性油脂」「植物性油脂」とだけ書かれているものは、何が含まれているかわからないため避けた方が安心です。

ただし、動物性油脂は酸化しやすいので、同時に酸化防止剤が含まれていることがあります。カロリーも高めであるため酸化防止剤が気になる、肥満が気になるなら、植物由来の油が使われているものを選びましょう。